「離婚を考えている」から「離婚をしたい」と言い換えた夫の態度はその後悪くなる一方でした。
仕事から帰ってくると無言で私の作ったご飯を食べ、話しかけても「うん」や「そうなんだ」と無表情で言うだけです。
今まで笑ってふざけたりしていた夫とはあまりにも別人で、本当に人が変わってしまったようでした。
離婚の話をしたら人はこんなにも態度が変わってしまうものなのか?
その前までの夫はどこに行ってしまったのか?
本当にショックで前の夫に会いたいと余計悲しくなりました。
離婚話で急激に痩せてしまった私
そんな夫を見ていると「本当に離婚しなきゃダメなんだ」頭では考えていても、気持ちはまだ夫を好きなまま。
そんな状態で1日中何も手につかず、何も食べれず眠れず毎日泣いて5日で4キロ痩せました。
もともとそんなに太っている方ではないので、急に不健康に痩せた私の顔はそうとうこけていたと思います。
夫も私の異変に気付きショックを受けているようでした。
それからです。
夫が少し優しくなったのは。
朝ベットの中で目を覚ました夫は、すでに起きていて背中を向けて泣いている私に気づき
「一旦前見たいに普通に戻ろうか」と後ろから抱きしめてきたのです。
『一旦前に戻ろう』と言っても離婚するという事に変わりはないんだから、全く意味のない提案じゃないか!
と私はさらに泣き出し、そこから色々夫と朝から話をしました。
結局「一旦前に戻ろう」と言えるくらいの気持ちがあるなら、離婚は保留にしてほしいと私が言うと夫も「そうだね」と離婚は保留になり、つかの間の平穏が訪れました。
夫の最低最悪で残酷な嘘
離婚が保留になってからは、私の食欲も少しずつ戻ってきて離婚の事を考える時間も少しだけ減っていました。
保留となっただけで「離婚しなきゃいけない」と思っていた頃とは天と地ほどの気持ちの差がありました。
夫の態度も少し和らいできたので、まだちょっとギクシャクしているけどこの調子で仲直りできたらななんて淡い期待を抱いていました。
離婚を保留にしてから1週間、最初は優しかった夫も時間がたつにつれ、また冷たい夫に戻っていました。
離婚したくない私と離婚したい夫。
離婚を保留にするという事は、離婚したい夫が折れるという事なので、夫もストレスだったんだろうと思います。
そこで再度話し合いをしたところ、「君があまりにも痩せて病気になりそうだったから、離婚を保留にしたのは俺の優しさだよ」と言い出したのです。
これはあまりにも残酷な嘘。
全然優しくない。
自分に対する罪悪感から逃れる為だけについた嘘。
自分に優しいだけ。
私には全然優しくない。
そう思いませんか?
結局離婚の保留は嘘だったのです。
離婚したい気持ちは変わらないから、早く決断してほしいとこの話し合いでも言われました。
夫には他に女がいる?
この話を聞くと100%「旦那他に女がいるんじゃない?」と思いますよね。
私も思いました。
でも夫は定時でまっすぐ家に帰ってくるし、休みの日も家にいる。
緊急事態宣言が終わった時にちょうど離婚話がでたので、それまで飲みにも行っていませんでした。
今は週に1回仕事関係で飲みには行っていて、女の子がいるラウンジの領収書を持って帰ってきます。
毎回同じお店なので、通ってるのかな?と悲しくて泣いてしまいますが、離婚したいと言われている身なので何も言えません。
それ以外は怪しいところはありませんでした。
離婚は急かしてくるけど、準備に時間がかかるなら春まで一緒に住んでもいいとも言います。
財産分与も私には今まで支えてもらって感謝してるからと、貯金全部と足りないなら株や家も売ってお金を作ると言います。
そんな状態で他に女がいるとは思えないんです。
本当の事は言わないだろうけど、一応本人にも聞いてみると「女がいるとか恋愛がしたいとかではない」と言っていました。
女じゃないなら純粋に私と一緒にいるのが嫌ってこと??
なんて軽くショックを受けたりもしました。
夫は私とこの先一緒に人生を歩んでいくことができないと思ったんでしょうね。
そんな事で離婚だなんて夫はロマンチストなんですね。

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